「小豆」や「大豆」とひとことで言っても様々な種類があります。産地の違い、品種の違い、栽培方法や選別方法の違いなど・・・とても奥の深い世界なのです。
一方、使い手様がお菓子に求められることも多様になってきています。『特殊な小豆を使って餡子を作りたい』『生産者の顔が見える安心の原材料を使いたい』・・・美味しいことが当たり前になってきたこの時代における、差別化の方法を模索しておられるように感じます。
弊社はそのような使い手様のご要望にしっかりと寄り添い、「こんな材料を探していたんだよね!」と、喜んでお使いいただける特選素材をご提案させていただきます。
農業を取り巻く環境は年々厳しさを増しています。
原因のひとつは異常気象です。『10年に1度の・・・』や『観測史上初の・・・』という言葉が毎年のように使われ、農業大国の北海道においても生産が安定しなくなってきています。
もうひとつは農業従事者数の減少です。高齢化に伴う離農により日本全国の農家の数は減少の一途を辿っており、2000年から2020年にかけて44%減少したという報告もあります。
原材料問屋としての最大の使命は今も変わらず「安定供給」です。豊作不作関係なくしっかりと原材料をお届けするために、弊社が大切にしているのは主産地との「顔の見える関係性」です。オンラインで話が出来る便利な時代だからこそ、産地を積極的に訪問し、顔の見える関係性をもとに安定的な仕入体制を構築しています。
使い手様が安心して美味しさの追求に集中していただけますよう、弊社は主産地としっかりと結びつき、安定供給の責務を果たします。
豆は「乾物」に分類され、一般的に常温保管でも問題ないとされています。
しかし畑で育った農作物であることを考えると、適切な場所・条件でしっかり保管しておかないと品質(=使いやすさ・炊きやすさ)に影響を与え、最終製品の品質にも関わってきます。
大事な原材料を良い状態で満足してお使いいただけますよう、丹波の豆は冷蔵庫、北海道の豆は低温倉庫にて徹底管理し、皆様のもとへお届けいたします。
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