日本経済新聞8月31日朝刊16面『ウクライナ侵攻、おせちにも影響』
弊社とは直接的な関係は少ない内容ですが、日本の食卓は輸入品に支えられていたということと、ロシアは農業大国でもあると同時に漁業大国でもあり世界に及ぼす影響は大きいということを改めて痛感させられます。
今回の記事に出てくるおせち料理の場合、入手困難な場合や急激な価格高騰が発生した場合、「ほかの食材を入れる」という代替品への切り替えが可能です。
しかし例えばパン屋さんにとっての小麦や、和菓子屋さんにとっての小豆は変わりのきかない存在で、入手できない=商売できないということに陥ってしまいます。
「ありません」が通用しない世界です。
いろいろな食材や商品で値上げラッシュが続いていますが、「値段が高くなっても入手可能な状態」はまだマシと思う時代が来る可能性もゼロではありません。最悪は「いくらお金を積んでも無いものは無いから入手できない」ことです。
世界情勢や1次産業を取り巻く環境が大きく変化しているこの時代において、問屋の存在感・重要性は増しています。「ありません」を回避するための対策を講じる専門性と柔軟性が求められてるようになってきています。
弊社はお豆専門店として豆類を必要とされるメーカー様が困ることのないように、常にアンテナを張って行動したいと考えています。