
日本経済新聞9月1日朝刊17面『22年産コメ作況 「やや良」11都府県』
以下記事文中より
『宮城、茨城など11都府県が「やや良」、最大産地の新潟や北海道、福島など24道府県が「平年並み」だった。秋田、青森など11県は「やや不良」だった。「良」の都道府県はなかった。』
4分の3の都道府県で平年並み以上の作況予想が出ているのは良いポイントで、「良」の地域がひとつもなかったのは昨今の不安定な天候を表した結果なのかなと思います。
和菓子に関係するもち米の産地はどうなのかを見てみました。
農林水産省が公表した各都道府県の「作柄の良否」によると、『羽二重もち米』の産地である滋賀県は平年並み、『ひよく米』の産地である佐賀県はやや不良という作柄概況です。
うるち米ともち米は生育の時期が少しズレますので参考になりきらない部分もありますが、この作柄概況を見る限り平年並み~少し不作気味で推移しているのかなと推測できます。
9月に突入し、色々な農作物の収穫がスタートし、今年の生産量や作柄が判明し始めました。
北海道でも金時豆の収穫が一部地域で開始されております。またこちらは別途ご報告させていただこうと思います。
