こんにちは!お豆専門店 市川商店の市川です。
梅雨入り目前、暑い日が多くなってきましたね。
昨年の北海道産豆類は酷暑の影響で「不作」を通し越して「凶作」…産地のベテランの方でも過去経験したことのない最悪の作柄でした。
外で栽培されている農作物ですので天候の影響をダイレクトに受けるのは当然で、毎年何かしら不作になる品目はあります。しかし昨年の5年産は全滅…小豆もない、大納言もない、大手亡もない、普通に取れたものが存在しない。そのような異常事態となりました。
北海道では令和6年産がスタートしています。
全国各所から豆不足の声が届いている状況で『この6年産こそは!』と期待する声は多いです。
まだ播種が終了したばかりのタイミングで、本格的な生育はこれからとなりますので、今後定期的にこちらにてご報告いたしますね。
作付面積は昨年同様と聞いています。近年は異常気象による作柄のブレが非常に大きいので、土台である面積は少しでも増加して欲しかったのですが、昨年の品質の悪さによる悪印象が生産者に残ってしまっているようです。
地元京都よりも北海道の天気が気になるシーズンに突入しました。
今年は梅雨入りが遅かったり、冬は雪が非常に少なかったりと、すでに例年との差異を感じる天候になっています。
私たち問屋に出来るのは最悪のケースを想定しながら、産地と常に連携しておくことだけ。
しっかりと良いものを供給できるよう、取り組んでまいります。